火明命。
ニニキネとアシツ姫の第一子。 斎名:ムメヒト。
二代目ハラ皇君。
ニニキネがミヅホ宮に都を遷した後、コヤネ・ミゾクイと共にハラアサマ宮に留まる。
ニニキネが筑紫に巡幸に出た後は、皇君としてコヤネ・コモリと共にアワのミツホ宮で執政する。
ニニキネ帰還後はホツマの宮 (ハラアサマ宮) に戻る。
タマネ姫 (コモリ次女) を妻としクニテル
(ニギハヤヒ) とタケテルを生む。
ミゾクイの娘イクタマ姫は典侍、イクヨリ姫は内侍。
アマテル─オシホミミ─ニニキネ┐ ├──────ホノアカリ(ムメヒト) カグツミ─マウラ─アシツ姫┘ ┃ ┃ ┃ ┌クニテル(ニギハヤヒ) ┌ミゾクイ┬イクタマ姫 ┃ ┃──┤ │ └───イクヨリ姫 ┃ └タケテル(タケヒテル) オホナムチ─クシヒコ─コモリ┴────────────タマネ姫
★『古事記』火照(ホデリ)の命。『書紀』火明(ホノアカリ)命。
『初に出る名は ホノアカリ 斎名ムメヒト 次の子は 名もホノススミ サクラギぞ 末は名もヒコ ホオテミの 斎名ウツキネ』24文
『ムメヒトは ハラに留まり 政事 コヤネ預り モノヌシは 供なす故に ミゾクイを 副モノヌシと ハラの守り』25文
『ウツキネ ハラの 宮に行き 暇を乞えば ムメヒトも 共に上りて ミツホなる 天君拝む』25文
『故 ムメヒトを 皇君とす コヤネ・モノヌシ 諸共に ここに留まり 政
聞け』25文
『後にミツホに 帰えませば ムメヒト皇君 シワカミの ホツマの宮に 帰りますかな』25文
『姉タマネ姫 ハラ皇君 后になして ミゾクイが イクタマは典侍 イクヨリは 内侍となれど』27文
『カグヤマの臣 ナガスネが 儘に奮えば 騒がしく ハラの皇君は 糧止む』29文
『時 タケヒテル たまかわの 尊宝文
奉る これ陽陰御孫 ハラ皇君 その子上代の 御法得て
今に永らえ』32文
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