ハラアサマミヤ

→ 語義
  

蓬莱浅間宮。
=アサマ宮=ハラ宮シワカミのホツマの宮ムメオオ宮 
ニニキネ
が改装したサカオリ宮に付けた名。黄金を飾り玉高台、漆塗りの掛橋など贅を極めた。 
ニニキネがアワのミヅホ宮に都を遷してからは、ホノアカリムメヒトがこの宮に留まり、コヤネが預かり役となる。オオモノヌシコモリはニニキネに同行するため、ミゾクイ(ミシマ) がムメヒトを補佐しハラの守に当たる。

ヤマトタケの最期の希望は、この宮を写してミヤズ姫と住むことであった。オトヨの描いた図面を基にアイチタ新ハラ宮 (熱田神宮) が建てられる。しかしそれは彼が神となった後のことであった。
  

■富士市の海岸部に『原・蒲原・吉原・厚原・原田・柏原』など「原」の付く地名が多く残る所から、ハラミの宮は現在の富士市の海岸部にあったと推測している。
■冨士川河口の川岸に『宮下』という地名があるが、この『宮』は何を指しているのだろう? 
  

ニハリの宮の 十八万年に 新民 増えて 名も高き ハラミの宮に 民を治し ついに地上 ホツマ 成る』
サカオリの 付くる名も ハラアサマ宮 装いは 黄金を飾り 玉大殿 漆彩り』24文
『懸橋の 滑れば木綿の 足袋つけて 懸橋執ふ 旅姿』24文
『庭に棲む鶴 千齢見草 濯ぎ根を食む 池の亀 葉を食む万の 占形は '合ふと離る' と 亀占は 水 '湧く湧かぬ'』24文
ムメヒトは ハラに留まり 政事 コヤネ預り モノヌシは 供なす故に ミゾクイを 副モノヌシと ハラの守り』25文
ホツマ方は カシマオシクモ ヒタカヒコ ミシマミゾクイ ハラ宮に 百上県の モノノベと 豊かに治む』27文
の嘆きは "嗣も無や" の教えは "ハラ宮の クニテルを嗣 和照らす ニギハヤヒ君"』27文
『これの先 ハラオシクモ 召し上す 弟ヒタチは 若き故 阿波コトシロ 侍る27文
サカオリの 宮は昔の ハラの宮 なお存えり 我が願ひ 写してと 楽しまん』40文

  

  

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