少彦名命。
カンミムスビ (6代タカミムスビのヤソキネ)
の子。
1,500人いるヤソキネの子の内の落ちこぼれという。
サノヒコネの父。 淡島神。
オホナムチと共に病人を癒し、田畑から害虫・害鳥・害獣を払うなど、民に尽くす。
その後オホナムチと別れ、一人カダガキを弾きながら諸国を巡り、雛祭の由来を語り広める。
最後に加太の浦に至り、そこで世を去る
(淡島神)。
和歌山県和歌山市、加太淡島
(カダアワシマ) 神社
奈良県桜井市三輪、大神
(オオミワ) 神社
滋賀県蒲生郡安土町常楽寺、沙沙貴
(ササキ) 神社
鳥取県米子市彦名町、粟島
(アワシマ) 神社
トヨケ┬ヤソキネ───┬タカキネ───────┬オモイカネ │ │ │ ├カンサヒ ├スクナヒコナ ├フトタマ │ │ │ ├イサナミ ├ミチコ(アマテル典侍) ├クシタマ │ │ │ └ツハモノヌシ └コタヱ(アマテル内侍) ├ヨロマロ │ ├アヒミタマ │ ├イクタマ │ ├アヨミタマ │ ├タクハタチチ姫(オシホミミ内宮) │ └ミホツ姫(クシヒコ妻)
トヨケ─ヤソキネ─スクナヒコナ─サノヒコネ
『クシキネ アワの ササザキに 鏡の船に 乗り来るを 問えど答えず』9文
『クヱヒコが "カンミムスビの 千五百子の 教えの結ひを 漏れ落つる スクナヒコナは これ"
と言ふ』9文
『クシキネ
篤く 恵む後 共に務めて 現し地 病めるを癒し 鳥
獣 蝕虫払ひ 振ゆをなす』9文
『スクナヒコナは 和州の カダカキ
習い 雛祭 教えて至る 加太の浦 淡島神ぞ』9文
『ヲヲナムチ スクナヒコナも 共々に 国々恵る 折しもに 糧尽く民に 牛の肉 許す稲の田に 厭虫の 穢える嘆きの』ミ逸文
『サノヒコネ ヒコナの子なり コトユヒコ ハラキネの御子 ウワハルは ヤツココロの子』20文
『サルタヒコ "コヱ"
を "日の出" の 故問えば コヤネ答えて "これ昔 スクナヒコより ヲオナムチ 我に授けり』ミ4文
『舳の美の 船は教えの ヲオナムチ 飢え
見ぬ衣を 被り諫めつ』フ063
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