ヒナマツリ

→ 語義
  

雛祭 (雛纏り)
世で初めて夫婦となったモモヒナキ(ウヒチニ) とモモヒナミ(スヒチ) の故事に因む。

この二尊以前には人には男女の区別が無く、いわば単性生殖だった。
雛祭は世の人に男女が生じたこと、また男女が和合して子を生むという喜びを尊び祝う祭。
桃、三月三日、三々九度、御酒はこの夫婦神に由来する。

現在は女子の祭とされているが、本来は思春期の男子と女子の親睦を、喜び祝う祭であった。
五月五日の祝も「妹背のささ祝」とか「女男の祝」と呼び、その趣旨は雛祭と似通っている。
  

スクナヒコナは 和州の カダカキ 習い 雛祭 教えて至る 加太の浦 淡島神ぞ』9文
三月の初め  酒 雛祭 蓬餅 民 苗代に 種を蒔く 三月中より 陽炎ひて 苗 生い育つ』ミ7文
三月来て 桃咲き 女男の 雛祭 草餅・酒に 引く妹背 三月中・末 陽炎や』ミ9文

  

  

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