イモセ・ヱモセ・イモヲセ

→ 語義
  

妹背。 =イセ
1. 女と男。陰と陽。
2. 夫婦。
  

妹背は 八百万氏の 別ち無く 皆 天地の 法備ふ』13文
『空・風・火と 水・埴の  五つ交わりて となる 後は妹背 とつぎ生む』16文
『政事 民の妹背は 一歯 五家組むは 一手指 八十手侍 一人 粗長と なるを小臣らが 契り任く』23文
言いて 神となる ヤスに納めて 祭る後 ツクシ御使の 御言宣』27文
三月来て 桃咲き 女男の 雛祭 草餅・酒に 引く妹背 三月中・末 陽炎や』ミ9文
の縄(経と矛)の 道も 妹背の 仲人も 強きも和す 縄(神の縄)なりけり』フ016
『意の縄の 文も通れば 妹背も 中に頼みの 結縄(仲人) 引くらん』フ032
『府の縄の 纏り 徹れば 妹背も 中に導く 文縄なりけり』フ048

  

  

イモセノミチ・イモヲセノミチ

  
妹背の道。
1.陰陽(天地・女男)の道。 =イセの道・アメナル道。
2.アメナル道に則った男女(夫婦)の在り方・関係。
  

『"妹背の 道 開く 我はカスガに これ 受けん" カスガ場をなし 左に坐す』13文
『親の教えに オキツヒコ 再びとつぎ 睦じく 妹背の道を 守りつつ 諸国 巡り』13文
『このワカは 妹背の道は 連なりて 断ち別るれど 連りの緒は 切れはせぬぞと 導きを 立つる陽陰法40文

  

  

イモセノササイワヒ

→ 語義

  
妹背のささ祝。 =女男の祝
「ささ」は「ささみき」のそれと同じで、「和合・結合」などの意。
オシホミミタクハタチチ姫の結婚が、この祝の起源らしい。
陰暦5月5日頃 (皐月サの頃) に男女の和合を祝った。
妊娠127日目に、妊婦の1日の呼吸数が26,846になるのと関係があるのだろうか。
  

颯颯の 声妹背の ささ祝ふ その基は アマガツを ハヤアキツ姫の 造り初め』12文
五尺五寸矩を 八月十五日 五月五日の 言祝ぎの 法に掛けたは 怪しあり』19-2文
『双葉に上る 皐露月 かつみの露や 乗り較べ 五五のツツタチ 女男の祝 ヰワタ 茅巻や』ミ9文

  

  

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