ヤス
→ 語義
- ヤスクニ。ヤスクニ宮。
『御子は天日の 位 乗る 日の山の名も 大山ぞ 故
大山下 ヒタカミの ヤスクニの宮』6文
『ヤマトヤス宮 引き移し 天ヤスカワの ヒルコ姫 御子オシヒトを 養します』6文
『天に収めて オオヤマト ヒタカミ
ヤスの 政事 聞こせば民も 穏やかに 二十五万年』28文
- ヤスカワ。 広義には「ヤス国」に同じ。狭義には「近江の国」と同じ。
オモイカネ・ワカ姫夫妻が、晩年ヤスカワでオシホミミの守役にあたる。
その後、オシホミミの代の殿となったタカキネが、ヤスのイマ宮で政を執る。
『天に収めて オオヤマト ヒタカミ
ヤスの 政事 聞こせば民も 穏やかに 二十五万年』28文
『よりて 七代の 大嘗事 タカキネ
ヤスの 今宮に タガ若宮の 代の殿』10文
- 筑前国夜須郡。
筑紫御使のカンタチは夜須に、曽於の船津のフトミミを娶り、フキネを生む。
またフキネはここに葬られる。
福岡県朝倉郡筑前町弥永、大己貴
(オホナムチ) 神社
『先にツクシの カンタチは ソヲのフナツの フトミミを ヤスに娶りて フキネ生む』27文
『言いて夫婦 神となる ヤスに納めて 祭る後 ツクシ御使の 御言宣』27文
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