『御子は太陽の 位
乗る 日の山の名も 太山ぞ 故
太山下 日高みの 和国の宮』6文
『天に収めて オオヤマト ヒタカミ
ヤスの 政事 聞こせば民も 穏やかに 二十五万年』28文
神奈川県伊勢原市の大山 (1252m)。
別名:アフリ山 (雨降山)。
ヤマトタケはヤグラノ岳(矢倉岳)
に登ってサガムのオノ城を遠望し、火の手が上がるのを見て、先ずキビタケヒコの軍を南方の大磯に向けて出発させ、次にオオトモタケヒの軍を大山の北側に巡って裏より入城させ、南北に別れて敵を挟み撃ちに追いつめ戦う。
景行天皇がヤマトタケを偲んでサガムを訪れたとき、トラガシハはヤマトタケにそっくりな肖像を作って奉る。天皇はその里に「ハメクロ」という名を賜る。 御姿は大山峰に社を造って納めた。
神奈川県伊勢原市大山、阿夫利 (アフリ)
神社
■オオヤマツミ (大山統み)
の「オオヤマ」は、この大山だと思われる。
『ヤマトタケ 矢倉の岳に 登り見て キビタケヒコを 大磯へ オオトモタケヒ 大山の 北に回りて 城に入れ 南北に分ちて』39文
『トラガシハ 然かき御姿 奉る 君
見給えば ヤマトタケ 生ける姿に 会ふ如く』40文
『"一度会いて 良く似たる" 故 'ハメクロ'
と その里を 名付け賜わる 神姿 大山峰に 社
成す』40文
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