オオイソ

→ 語義
  

大磯。 
神奈川県大磯町。
ヤマトタケヤグラノ岳(矢倉岳) に登ってサガムのオノ城を遠望し、火の手が上がるのを見て、先ずキビタケヒコの軍を南方の大磯に向けて出発させ、次にオオトモタケヒの軍を大山の北側に巡って裏より入城させ、南北に別れて敵を挟み撃ちに追いつめ戦う。
後にテチカマチカの臣二人はここに、海中に身を投げたオトタチバナ姫の櫛と帯を見つける。ヤマトタケはその帯と櫛を塚 (吾妻守) を築いて埋め、ソサノヲヤスカタ神に倣って、連り天引の祭りを行い、社を建てる。
この地でヤマトタケは自分の先御霊がソサノヲであったことを悟る。
  

神奈川県二宮町山西吾妻山、吾妻 (アヅマ) 神社
  

ヤマトタケ 矢倉の岳に 登り見て キビタケヒコを 大磯へ オオトモタケヒ 大山の 北に回りて 城に入れ 南北に分ちて』39文
マチカテチカの 臣二人 ヲトタチハナの 櫛と帯 得れば嘆きて 姫のため 連り天引の 祭なす』39文
『これソサノヲの オロチをば 連りヤスカタ 神となし ハヤスヒ姫も アシナヅチ 七姫 祭る 例し以て』39文
『形見をここに 塚となし 名も吾妻守[東守] 大磯に 社を建てて 神祭』39文

  

  

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