ヤマタノオロチ・ヤマタガシラノオロチ

→ 語義
 

八岐の蛇 (病曲の愚霊)。八岐頭の蛇。

A.ねじ曲った愚霊
B.(Aの物実) 八つに分岐して八つの頭を持つ
 

  1. ヒカワに集結したコクミシラヒトモチコハヤコカンサヒアメノオシヒ等による反体制勢力。
    これが六ハタレ蜂起の元凶であったが、最後はイブキヌシソサノヲにより根絶される。
      
  2. 愚霊に支配されるモチコ (モチオロチ) ハヤコ (ハヤオロチ)
    どちらもイブキヌシとソサノヲに斬られるが、ハヤオロチはソサノヲの「連り天引き」により、後にイワナガに転生する。モチオロチは九頭の蛇に転生。ヱゾシラタツの岳に150万年、セオリツ姫を殺そうと機会を伺い待つ。
      

 
『六つのハタレは 八岐あり 九千司に 七十万 群れ集りて』8文
簸川の上の 八重谷は 常に叢雲 立ち昇り 背に茂る 松・榧の 中に八岐の 蛇 居て』9文
(『卑郷の守の 結谷は 常に叢雲 立ち昇り 背に茂る 曲・朽の 中に病曲の 愚霊 居て』9文)

八岐頭の 蛇 来て  八槽の酒を 飲み酔いて 眠るを 寸に斬る 蝕霊が穢避きに 剣あり  蝕霊放隈の 名にし負ふ』9文
『打ち連れ 宿る サタの宮 法を定めて ハタレ根も シラヒトコクミ 愚霊らも 討ち治めたる』9文
アカツチが 弟君に 因むをば ハヤが愚霊に 噛み殺す 弟アシナヅが 姫を乞えば 七姫までは 噛み食らふ28文
『時にソサノヲ これを斬り 身をヤスカタと 祭る故 またヤマスミの と生まれ を妬む 罪の連り』28文
『これソサノヲの オロチをば 連りヤスカタ 神となし ハヤスヒ姫も アシナヅチ 七姫 祭る 例し以て』39文
『妹転の 愚霊が凝りの 姫 噛むを 絶つトガクシの 掃穢 成るかな』フ025

   

  

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