九頭の蛇。
セオリツ姫に対する怨念(モチ愚霊)は、死後モチコを蛇に転生させる。そしてヱゾシラタツの岳に150万年、セオリツ姫を殺そうと機会を伺っていた。その150万年の怨念は、ついにモチコの蛇を「九頭の蛇」に昇華させた。
外ヶ浜の善知鳥安方に現れるが、シマツウシにより憑依する蝕霊が斬り離される。すると越しの洞穴を掘り抜けてシナノに逃げる。そこでついにトガクシにより霊断ちされる。
青森県青森市安方、善知鳥 (ウトウ)
神社、境内社 竜神宮
長野県上水内郡戸隠村、戸隠
(トガクシ) 神社 九頭龍社
■戸隠山の隣には九頭龍山がある。
■栂池(つがいけ)も「咎活け」でトガクシと同じ意味ではないか。
『九頭の 蛇が蝕めば シマツウシ 蝕霊
斬りふれば 逃げ至り 越しの洞穴
掘り抜けて シナノに出れば』28文
『内セオリツが 御后に なるをモチコが 殺さんと 妬めばハヤは 君を退い 弟君
媚えど 露れて 共にさすらふ』28文
『またモチオロチ セオリツを 噛まん噛まんと 百五十万年 蝦夷白龍の 獄に待つ 今
神となる 虚しさよ』28文
『トカクシ曰く "汝
今 日三の炎を 絶つべしぞ 我が供
食みて 下に降れ"』28文
『"直霊を守れば 罪消えて また人成る" と 結を切れば 撚の結断の 山ぞハコサキ』28文
『妹転の 愚霊が凝りの 姫
噛むを 絶つトガクシの 掃穢
成るかな』フ025
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