島津大人・島津氏 (下没治人)。
カル君 (オホナムチ)
の子。
オシホミミの即位の準備が整った事を、アマテルに告げる使として、ホツマのヲハシリを走っていた時に、カスガマロに遭遇する。二人は帰り道にも同じ所で出会っており、"行き交ひ坂"
"行き来の丘"
の名が生まれた。
外ヶ浜の善知鳥安方に三つ姫
(タケコ・タキコ・タナコ)
を祀る。
ここに九頭の蛇が現れると、シマツは憑依する蝕霊を斬り離す。すると越しの洞穴を掘り抜けてシナノに出る。
オホナムチの後、津軽を継いだのはこの人の子孫
(島津氏) のようだ。ヤマトタケの蝦夷征伐では、シマツミチヒコが降伏している。
青森県青森市安方、善知鳥 (ウトウ)
神社
同 境内社 竜神宮
イサナギ┐┌ヒルコ ┌オオヤヒコ ┌クシヒコ──コモリ ├┼アマテル ├オオヤ姫 ├タカコ イサナミ┘├ツキヨミ ├ツマツ姫 ├タカヒコネ └ソサノヲ───┐├コトヤソ ├タケミナカタ │├オホナムチ─────┴シマツウシ … … …シマツミチヒコ ┌アカツチ┬??─┬サワラノ ├┤ │ │ └ユツヒコ │├カツラギヒトコトヌシ┬カツテ────??─ツルギネ │ └ハヤスフ姫 ││ └アカホシ └アシナツチ┐ │├オオトシクラムスビ─┬オキツヒコ ├イナタ姫───┘│ └ヤマクイ テニツキ─┘ └スセリ姫
『御内の祝 調ひて 神に御告げの 官使 カル君の子の シマツウシ』11文
『シマツは駒を 乗り放ち 寿ぎ終えて 西
東 "往き交ひ坂"
の 名に残る』11文
『秋 帰る時 また会えば "往き来の丘"
の 名こそ得る』11文
『子のシマツ 三つ姫祭る 外ヶ浜 イトウヤスカタ 神の御供 蝕むウトウあり』28文
『九頭の 蛇が蝕めば シマツウシ 蝕霊
斬りふれば 逃げ至り 越しの洞穴
掘り抜けて シナノに出れば』28文
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