シマツミチヒコ

→ 語義
  

タジマモリタチバナモトヒコの家に滞在して親交を深めたツガル国の国主。 
ヤマトタケ
の皇軍には敵対の態度をとるが、その勢力に恐れをなして帰順する。 
ヒタカミミチノク
降伏の後、ツガルヱミシと国名を賜り、その国守に任ぜられ70県の果穂を納めるようになる。
  

シマツウシ(オホナムチの子)の後裔と思われる。

  

  イサナギ┐┌ヒルコ     ┌オオヤヒコ
     ├┼アマテル    ├オオヤ姫      ┌クシヒコ──コモリ
 イサナミ┘├ツキヨミ    ├ツマツ姫      ├タカコ
      └ソサノヲ───┐├コトヤソ      ├タカヒコネ
              │├オホナムチ─────┴シマツウシ─… … …シマツミチヒコアカツチ──??─┬サワラノ├┤
│        └ユツヒコ│├カツラギヒトコトヌシカツテ────??─ツルギネアシナツチ┐       ││          └アカホシ
      ├イナタ姫───┘├オオトシクラムスビ─┬オキツヒコ
 テニツキ─┘        │          └ヤマクイ
               └スセリ姫
  
  

『馴染みて巡る ヒタカミと シマツの君に 会ひ知りて やや得てを 引かぬ間に  神となる』39文
ヒタカミのミチノク シマツミチヒコと 国造五人 県主  百七十四人 万輩 タケの水門に 拒む時』39文
タケヒを遣りて これを召す 
シマツの守は あらかじめ 威勢に恐れ 弓矢棄て 御前に伏して 服ひぬ39文
津軽蝦夷は ミチヒコに 七十県果穂 捧げしむ』39文

  

  

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