ヒミノホノホ・ミノホ

→ 語義
  

日三の炎。三の火。
瘧火
ハタレや人を恨む者が悩まされるという、一日に三度の発熱。
  

『皆 そのシムを 抜き取りて 業に燃え点く 瘧火の 日々に三度の 萎病みあり』8文
『斬らば三の火に 悩まんぞ 人 成る迄は 助け置き 人 直曲 知れば の種』8文
『十万のモノマ アヰヌ影 も逃れ 幸振る 神の恵みと 散々拝む』8文
『病めるの 苦しさを 袖脇裂きて 風入れば 炎も冷めて 快く 童の袖の 脇明けぞ』9文
『他人を妬めば 日に三度 炎 食らひて 身も痩する 妬む 妬まる みな咎ぞ』16文
トカクシ曰く " 今 日三の炎を 絶つべしぞ 我が供 食みて 下に降れ"』28文

  

  

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