結形・和形。 安方・安潟。
1.(死者を) 偲ばせる物品。 =かたみ(形見)
2.低湿地や沼地。(1を祭る場合、こうした場所を選んだようだ)
★安潟とは滋賀県野洲や高知県夜須のような低湿地をいう普通名詞。
■「やすかた」は「かわあひのの(汚穢の野)」や「あいちた」と同義。
『子のシマツ 三姫
祭る 外ヶ浜 イトウヤスカタ 神の御食 食むウトウあり』28文
『時にソサノヲ これを斬り 身をヤス形と 祭る故 またヤマスミの 姫と生まれ 妹を妬む 罪の連り』28文
結形神。安方神。
死者の骸が見つからない場合などに、死者の面影を留める物や場所を、神として祭ることで本人の神霊を祭ろうという連り天引きにおいて、祭る対象とする本人の遺品・関係者の骸・縁の地などをいう。
またこうした神は安方(低湿地)を選んで纏ったらしい。
滋賀県草津市野村、安羅 (ヤスラ)
神社
『子のシマツ 三姫
祭る 外ヶ浜 イトウヤスカタ 神の御食 食むウトウあり』28文
『時にソサノヲ これを斬り 身をヤスカタと 祭る故 またヤマスミの 姫と生まれ 妹を妬む 罪の連り』28文
連りヤスカタ神。
"連り天引きの纏り"
の際に使うヤスカタ神。
『これソサノヲの オロチをば "連りヤスカタ神"
となし ハヤスヒ姫も アシナヅチ 七姫
祭る 例し以て』39文
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】