やすかた  ヤスカタ  kasukata

  

【(結形・和形)】
(死者を)偲ばせる物品。遺品や関係者の骸など。 =かたみ(形見)

『そとかはま いとうやすかた かみのみけ はむうとうあり』ホ28
『ときにそさのを これおきり みおやすかたと まつるゆえ』ホ28

 
やす(結す・和す)」+「かた(形)
「やす」はここでは「A: 合わす・結ぶ・写す」などの意。
「かた」はここでは「形ある物・物実」などの意。

 
 

【(痩方・卑方)・安方・安潟】
負の方向に離れる区画。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」区画
 ● 低湿地。(上の「結形」は低湿地に纏ったらしい)

『そとかはま いとうやすかた かみのみけ はむうとうあり』ホ28

 
やす(卑・穢・谷)」+「かた(方・割)
「やす」は「やす(痩す・卑す・穢す)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」などの意。

類語:「かわあひのの(川間の野)」「あいちた(間沈)

  

10/02/15

  

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