【筬】ヲサ −広辞苑より−
織機の付属具。経(たて)糸の位置を整え、緯(よこ)糸を織り込むのに用いる。竹の薄い小片を櫛の歯のように列ね、長方形の框(わく)に入れたもの(竹筬)であったが、今は鋼または真鍮製の扁平な針金で製したもの(金筬)を用いる。
「三郷町まちづくり委員会」のHPより | http://saori.shop-pro.jp/?pid=15139397 より |
『結の幅 経糸 八百垂 筬
四百歯 八十垂 一算 八垂 一手 綜杭に揃え』23文
『粗筬に 撒き 筬に入れ 替更り掛け 陰陽
踏み分けて 杼投ぐる 筬
巡らせて 木綿・布も 絹も織るなり』23文
『この故は 綾・錦織は 筬歯八百 一歯に四垂り 三千二百垂 これ葦原の トヨの数』23文
『柳紋なる 花形は 描き真延に 当て写し ツウヂ・ヨコヘに 吊り分けて 織姫
替更り 踏む時に』23文
『ヨコヘに分けて ツウヂ率く 杼
貫き投げて 筬 巡る 綾・錦織も これなるぞ 高機法の あらましぞこれ』23文
『政事 民の妹背は 筬一歯 五家組む長は 一手指 八十手侍
一人 粗長と なるを小臣らが 契り任く』23文
『天法を 民一組が 乱れても 筬
巡らねば 機 織れず 故 治むるは 機の道かな』23文
【長】ヲサ −広辞苑より−
1.一群の人の中で、かしらだつ者。かしら。長(ちよう)。
2.最もすぐれたもの。
『政事 民の妹背は 筬一歯 五家組む長は 一手指 八十手侍
一人 粗長と なるを小臣らが 契り任く』23文
『天法を 民 一組が 乱れても 筬
巡らねば 機 織れず 故 治むるは 機の道かな』23文
『長と稚の 道も開け 民に負する 暇
空け 弓弭 手末の 貢
止め 民 賑はせて 繁の研ぎ』34文
『皆 要処に 集まりて 長と名乗るを 討ち給え』38文
『豊の長狭に 仮都 十月に至る 速水村 長
ハヤミツメ 御幸
聞き 自ら迎え』38文
『長 曰く "昔 天御子 恵りの日 ここに御食なし 膳方が 食瓮
忘れり 国言葉 御皿を食瓮 飯瓮もこれ"』38文
『神輿・天覆い 長の臣 家侍人
三十人』40文
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