粗筬。粗長。
「大まかな束ね」の意。
「そて部屋」ブログより |
『サタの粗長 アシナツチ 添のテニツキ 八姫
生めど 生い立ちかぬる 悲しさは』9文
『粗筬に 撒き 筬に入れ 替更り掛け 陰陽
踏み分けて 杼投ぐる 筬
巡らせて 木綿・布も 絹も織るなり』23文
『八算物 粗長・卑臣 常の衣ぞ 喪は八の固機』23文
『政事 民の妹背は 筬一歯 五家組む長は 一手指 八十手侍
一人 粗長と なるを小臣らが 契り任く』23文
『十の汚まで あれば粗長 組を呼び 十内は叱る 十の外は 県に告げる』23文
『西に到りて 禿山を 問えば 粗長 "アキ"と言ふ "木の有る名にて 無き如何"』25文
『我 聞く ヱミシ 胸
凌ぎ 粗長も無く 村君等 相侵し
得る』39文
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