【粗筬・粗長】
1.(経糸を)大まかにまとめる押え。ラドル。
『へくゐにそろゑ あれをさに まきをさにいれ かさりかけ』ホ23 |
2.行政区画「あれ(粗)」の長。 =あれへ(粗侍)
『さたのあれをさ あしなつち そをのてにつき やめうめと』ホ9 『やよみもの あれをさへをみ つねのはそ もはやのかたは』ホ23 『やそてへひとり あれをさと なるおおとらか ちきりまく』ホ23 『そのかまて あれはあれおさ くみおよひ そうちはしかる』ホ23 『はけやまお とえはあれおさ あきといふ きのあるなにて なきいかん』ホ25 『われきくゑみし むねしのき あれおさもなく むらきみら あひおかしえる』ホ39 |
[1]
「あれ(粗)」+「をさ(筬)」
[2]
「あれ(粗)」+「をさ(長)」
「あれをさ(粗筬)」と同じで「大まかな束ね」の意。
いくつかの集落を合せた行政区画を「あれ(粗)」と言い、その統治者が「あれをさ」。
「むら(村)」はその規模に関係なく、人が群がる場所を総称する語。
行政区画としては 粗(あれ) ∈ 県(あかた)
∈ 国(くに) となる。
10/02/04
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