ヨミ(1)

→ 語義
  

黄泉。
人の死後、骸(肉体)が還る所。 
ヨモツ(黄泉)

 

  

ヨミ(2)

→ 語義
  


数え。数えるに足る最小の単位数。

機の経糸の場合:1算=10手=80垂。
モノノベの場合:1算=80粗部 (32000屋) を治める県主(県主より下位は契約委任の役人)
  

★諏訪地方 (長野県の南部、中部もそうですが) では寸間42目の筬のことを7算(ななよみ) と言います。また山梨県では42目の筬は10.5算(とよみなから、とよみいつて) と言います。算(よみ) という単位は、筬の目数を表す単位と思ってきましたが、色々なお話を伺ってくるとそうばかりではなく、経糸の量を表す単位として扱っているところもあるようです。例えば「経糸80本 (120本の場合もあります) で30尺の長さのあるものを一算(ひとよみ) という」というように。結果的には筬の目数を表すことと同じなのですが、意味合いがちょっと違いますね。
  

『結の幅 経糸 八百垂  四百歯 八十垂 一 八垂 一手 綜杭に揃え』23文
『十物 モノヌシ尊の 常の衣ぞ 喪には固織23文
物 ら 常の衣ぞ 喪は九の固機23文
『八物 粗長・卑臣 常の衣ぞ 喪は八の固機23文
寄り 太布は民の 常の衣ぞ 喪は六の固機23文
常に 十二を着る 月の数 喪は十の固機23文
『八十粗侍 置く 県主 これ一の モノノベぞ 八十侍の国に ツウヂ置き モノノベ 経を 教えしむ』23文

  

  

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