ヨモツ

→ 語義
  

黄泉。 
人が死後一時的に行く、この世とあの世の中間的な世界。
Near Realm。
  

『永らひ節々に 楽しみて 尽くれば還す 身は黄泉 心は陽陰に 還え生まれ』ミ4文

  

  

ヨモツヒラサカ・ヨモツサカ

→ 語義
  

黄泉辺境。黄泉境。  
ヨミの辺境。現世と黄泉との境界。三途の川。 =霊返しの守

この境を越えると黄泉に行く (死ぬ) 訳であるが、霊の結が完全に切れてしまう時 (息絶ゆる間) までは、臨死者の意志によって引き返すこともできる。
二尊は、黄泉辺境の「あの世側」と「この世側」に別れて言立ちする。 
  

黄泉辺境 言立す イサナミ 曰く "麗しや かく為さざらば 千頭を 日々に縊らん"』5文
イサナギも "麗しや 我 その千五百 生みて誤ち 無き事を 守る"』5文

黄泉の辺境は 生き・絶ゆる間の 限り結 "これ霊還しの 守なり" と 悔みて帰る 元つ宮5文

アワ君よ 別れ惜しくと 妻送る 夫は逝かず 逝けば恥』5文
鬼霊に追わす 善し悪しを 知れば足 退く 黄泉境 言立ち幸る 器あり』5文
『垂の勇[死の諌]は 妻のを 御隈野の 神の諫めの 足ぞ退きける』フ127

  

  

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