クマノカミ・ミクマノノカミ

→ 語義
  

隈の神。御隈野の神。       クマノ
イサナミの贈り名。クマノクスヒが祭る。
クマノカミは八人の鬼霊を使って人の魄を枯らす(外見をはがす)。
カラス
は「八人の鬼霊」を象徴する鳥で、イサナミの下僕である。

つまりイサナミは疫病神になってしまったのである。
その汚穢を治すのが、タガノカミ(治汚の神)
これはイサナミが経矛法の「逆矛」を、イサナギが「経の教え」を担当していることを表し、黄泉辺境での二尊の言立ちに対応している。

イサナミ:「麗わしや かく為さざらば 千頭を 日々に縊らん」 
イサナギ:「麗わしや 我 その千五百 生みて誤ち 無き事を 守る」

  
ナチの若御子 ヌカタダよ イサナミ祭る 隈の神 鬼霊を 枯らす神 祭れば 黒き 鳥 群れて "カラス" と名付く』6文
『時にクスヒが 隈の神 招けば 八つ 来たる』
8文
『ここにハタレの 霊(血)を絞り 誓ひ 留めて 潮浴び 影写す時 六十万人 人成るは皆 民となる』8文
『垂の勇[死の諌]は 妻のを 御隈野の 神の諫めの 足ぞ退きける』フ127

  

  

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