チカエシノカミ

語義
 

道反の神 (霊還しの守)。
死すべき人の霊をあの世に還すことを司る守り。  
ヨモツヒラサカ
(黄泉辺境)の別名。この世とあの世を限る場所。 
この境を越えると黄泉に行く (死ぬ) わけであるが、霊の結が完全に切れてしまう時 (息絶ゆる間) までは、臨死者の意志によって引き返すこともできる。
  

山口県佐波郡徳地町大字岸見字樋ノ口、御坂 (ミサカ) 神社
  

黄泉の辺境は 生き・絶ゆる間の 限り結 "これ霊還しの 守なり" と 悔みて帰る 元つ宮5文

  

  

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