1.和。 やわし。やわらげ。和合。融和。調和。中和。
『それワカは ワカ姫の神 捨てられて "拾た"
と育つ カナサキの』1文
『厭虫祓ふ ワカのまじない "種
畑種 大麦 小麦 盛豆 大豆
小豆らの 繁葉も蝕めぞ 虫もみな垂む"』1文
『ワカ姫の 心を留む タマツ宮 枯れたる稲の 若返る 和の歌より 和の国』1文
『ワカの枕言葉の文』5文
『後にワカ姫 ひたる時 八雲・ヰススキ カダカキを 譲る
琴の音[言の根] タカ姫を タカテルとなし』9文
『ワカ歌の クモクシ文は オクラ姫 授けて名をも シタテルと なしてワカ国 タマツ州 年稔神と 称えます』9文
『姫
恨み 衾 被りて 応え無し 返言すれば 君しばし 思ひてワカの 歌見染め オキヒコをして 差使人』24文
『交編みの 誰がカモか有る 年の朝 歌得
染むるを 取り見れば ワカの歌あり』25文
2.沸。 沸き立つさま。
『タマツの御使 アチヒコを 見れば焦るる 沸姫の 沸の歌
詠み 歌見染め 思ひかねてぞ 進むるを』1文
3.和の国(わかのくに) の略。
ワカ姫により最初にワカ歌が詠まれたキシヰ(紀州)は、その後「ワカの国」とも呼ばれるようにもなった。
今の和歌山である。
4.和の歌(わかのうた)の略。
『御祖の神に 和幣なし
奉るワカ "天地の 和の栄えを 祝はるる 夫婦の御祖の 神ぞ尊き"』37文
『賀茂に行き ワケイカツチの 神もまた 和幣とワカと "人草を ワケイカツチの 守る故 代は治まる カモの神風"』37文
『このワカは 妹背の道は 連なりて 断ち別るれど 連りの緒は 切れはせぬぞと 導きを 立つる陽陰法』40文
★『古今集』の「仮名序」には和歌について次の文句がある。
「この歌、天地のひらけ初まりける時よりいでにけり。しかあれども、世に伝はることは、久方の天にしてはシタテル姫に始まり、あらかねの地にしてはスサノヲの尊よりぞ起こりける。」
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】