玉津宮 (霊和つ宮)。
キシイ国を襲った稲虫を祓ったワカ姫の宮。 →
タマツシマ
ワカ姫を守り神とすれば、常に害虫被害に怯える住民の心が安まるという意味で建てられる。
ワカ姫はこの宮で最期を迎えたようだ。
和歌山県和歌山市和歌浦中、玉津島
(タマツシマ) 神社
『繁に実りて ヌバタマの 世の糧を得る 御宝 喜び返す キシヰ国 太陽の前宮 タマツ宮 造れば安む』1文
『太陽宮を 国懸となす ワカ姫の 心を留む タマツ宮 枯れたる稲の 若返る 沸の歌より 沸の国』1文
『タマツの御使 アチヒコを 見れば焦るる 沸姫の 沸の歌
詠み 歌見染め 思ひかねてぞ 進むるを』1文
『後にワカ姫 ひたる時 八雲・ヰススキ カダカキを 譲る
琴の音[言の根] タカ姫を タカテルとなし』9文
『ワカ歌の クモクシ文は オクラ姫 授けて名をも シタテルと なしてワカ国 タマツ州 年稔神と 称えます』9文
『ワカのタマツ宮 ヲシテ遺して 隠れます』ミ逸文
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