ヌバタマ

→ 語義
  

射干玉 (萎垂/萎霊/萎玉)。
ヒアフギ(日扇)の種子で、黒くて丸い。陰・穢・衰・暗・夜・世などを象徴する。

写真:http://www.hana300.com/hiougi1.html
  

■ヒアフギ(日扇)の花は、日の出のように赤い。花が終ると真っ黒な種を結ぶ。これは昼が終れば夜が来るという、日・月(陽・陰)の循環を象徴する植物。穢虫も含めて「汚穢の発生の根本は陽陰の節の乱れによる」と考えられていたようで、その故にヒアフギをその乱れを直す物実としたものと思われる。

  
に実りて ヌバタマの 世の糧を得る 御宝 喜び返す キシヰ国 太陽の前宮 タマツ宮 造れば安む』1文
『その押草は ぬばたまの 花はほのぼの 明らす花の 赤きは日の出 ヒアフギの 板もて作る 扇して 国 守り治む 教え種1文
『天が球の 若日の霊は 青き霊 暮日の神霊 萎霊なりき』4文
『この味を ぬばたまの夜の 歌枕 覚めて明るき 前言葉 心を明かす 歌の道』5文
の道は 身を明かす 和の道の 大いなるかな』5文
ぬばたまの 垢を離るる 潮浴び』ミ逸文

  

  

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