鴨船。
鴨が足を前後に掻いて泳ぐように、櫂で漕ぐ船。
シマツヒコの子のオキツヒコが、鴨の泳ぎを見て開発。
『御隈野の 宮居
拝みて 浪速より カモにて到る イカルカの 峰より到りの 領庭に』20文
『上に鴨船 水鳥の 火の鎮めなす 鴫鴨居 ここにタツタの 守
結ます』21文
『逸のカモ船 イセに着け 巡幸り乞えども 大御神 許さずここに 仮住い』24文
『シロコの桜 生れ日に 咲きて絶えねば 陽陰御孫 カモ船早く とばさせて オキツに着けば 雉飛びて サカオリに告ぐ』24文
『目無し交編み カモに入れ 歌札付けて 君も乗せ 帆上げ
艫綱 解き放つ 尽しウマシの 浜に着く』25文
『カモ・網
棄てて 行き到る ソヲ ハテ守の 瑞垣や 大殿
輝く 日も暮れて ハヱ葉・譲葉 繁き茂して』25文
『交編みの 誰がカモか有る 年の朝 歌得
染むるを 取り見れば ワカの歌あり』25文
『シガ 船問えば ワニが言ふ "オオカメならば 月越えん カモは一月 オオワニは 早々"』26文
『宣給わく "父召す時は 騒かなり 我はオオワニ 姫はカモ 後に遅れ"と』26文
『后孕みて 月望む 故に
"後より カモをして キタツに行かん 我がために 産屋を成して 待ち給え"』26文
『故 松原に 産屋葺く 棟合わぬ間に カモ着きて 早や入りまして 御子を生む』26文
『故はチクラに カモ破れて 姫もタケスミ ホタカミも 渚に落ちて 溺るるを 猛き心に 泳がせば』26文
『沖つ鳥 カモ着く島に 我が寝ねし 妹は忘らじ 夜の事々も』26文
『鳧の泳ぐを 眺めつつ 造る船漕の オキツヒコ カモと名付けし 事の果を ついでに通ふ その形』ミ和字
賀茂の神。鴨の神。上下の神。
『"明日 賀茂神の 御前にて 極め定めん"
と 共に行く』37文
『タタネコは 璽
捧げて "賀茂の宮 粗るるを付して 思みれば 賀茂と妹背とは 上祖なり すでに破れて 稜威細し"』37文
『タタネコは 璽
捧げて "賀茂の宮 粗るるを付して 思みれば 賀茂と妹背とは 上祖なり すでに破れて 稜威細し"』37文
『君
聞こし召し タタネコが 孫クラマロを 斎主 名もオオカモと 賀茂社 新に造らせ』37文
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