雉。雉子。
伝令使。
【雉・雉子】キジ・キギス・キギシ −広辞苑より−
キジ目キジ科の鳥。雄は顔が裸出し赤色。頸・胸・下面全体は暗緑色。背面の色彩は甚だ複雑美麗。脚に距(けづめ)を有し、尾は長く多数の黒帯がある。雌は淡褐色で、黒斑があり、尾は短い。低木林や草原にすむ。日本特産。
『趣 告げる 雉子にて ムカツ姫より 言宣し タカミに祭る トヨケ神』6文
『諸守の 清汚を立つ時 サホコより ツハモノヌシが 橘宮に 雉子
飛ばせて』7文
『侍婢答ふ "アカツチが ハヤスフ姫"
と 聞し召し 雉を飛ばせて 父に請ふ』7文
『白・黒駒に 諸 添ひて ヤマタに到り 雉飛べば ハルナハハミチ 野も山も 化えて
叢雲 炎 吹き 』8文
『名無しの雉子 訪い下す アメワカヒコが 門の前 桂の末に 仕業
見て ホロロホロロと 鳴くを聞き』10文
『オホナムチ 応え
問わんと ミホサキの 連へ雉子の イナセハギ 天の応えを 問ふ時に コトシロヌシが 笑す顔』10文
『シロコの桜 生れ日に 咲きて絶えねば 陽陰御孫 カモ船早く とばさせて オキツに着けば 雉飛びて サカオリに告ぐ』24文
『この由を ミヅホに告げば 驚きて ホタカミをして 留めしむ ヲニフの雉の ひた飛べば』26文
『タケスミに 含め留めて 馳せ帰り 返言なせば 雉飛びて 告ぐるツクシの ハテスミと オトタマ姫と ワニ
上り』26文
『シギヒコを 雉子に召せど 兄は来ず
また遣る八尺の カラス鳴き "和尊の御子
汝 召す いさわ いさわぞ"』29文
『雉 飛べば タカヨリ上る ウチマロも 内宮に行き 寿ぎす』38文
早雉。早雉子。
急ぎの伝令使。急伝。急報。
『ミヤツより 早雉
飛べば 太陽神 急ぎマナヰに 御幸なる』6文
『ココ沢山の 早雉子 杼投ぐる告げの タカマには 守議りして』8文
『また早雉は 大ハタレ 根の立山に 現れて アノに到れば 守議り フツヌシ
遣りて これを打つ』8文
『十年に民も 賑わいて 万歳歌ふ ミヤサキの 君の実心 安まれば 齢も老ひて 早雉の タガに告ぐれば 驚きて』27文
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】