内宮。内つ宮。内つの宮。内。
サコクシロの中御座に擬えたもの。「中心・核」「(万物を発する)
根源」というような意味。
イサワ宮東殿の大内宮が内宮の本。
アマテルの内宮と四局
根国 イサナギ┐ ├───アマテル ヒタカミ イサナミ┘ ┃ ┃ ┃ ハラミ サクラウチ───セオリツ姫ホノコ [内宮] ─────オシホミミ(8) ┃ ┃ 根国 クラキネ──┬─マス姫モチコ [北局の典侍] ──アメノホヒ(1) │ ┃ └─コマス姫ハヤコ [北局の内侍] ──タケコ(2)・タキコ(3)・タナコ(4) ┃ 山背 カダ──────アチコ [北局の下侍] ┃ ┃ ヒタカミ ヤソキネ──┬─オオミヤ姫ミチコ [東局の典侍] ──イキツヒコネ(6) │ ┃ └─タナハタ姫コタヱ [東局の内侍] ┃ 筑波 ツクバハヤマ──ソガ姫 [東局の下侍] ┃ ┃ 美濃 カナヤマヒコ──ウリフ姫ナカコ [南局の典侍] ← 内宮に上ったホノコの代りに入る ┃ ハラミ サクラウチ───ワカサクラ姫ハナコ[南局の内侍] ┃ 筑紫 カスヤ─────イロノヱ姫アサコ [南局の下侍] ┃ ┃ 筑紫 カナサキ────ハヤアキツ姫アキコ[西局の典侍] ──アマツヒコネ(5) ┃ 筑紫 ムナカタ──┬─オリハタ姫オサコ [西局の内侍] │ ┃ └─トヨ姫アヤコ [西局の下侍] ──クマノクスヒ(7)
【内宮】ウチツミヤ −広辞苑より−
奥むきの御殿。皇后のいます御殿。後宮。
【内宮】ナイクウ −広辞苑より−
(「宮」を清音によむのが伊勢神宮での慣習)
皇大神宮のこと
⇔
外宮(げくう)
『セオリツ姫の ミヤビには 君も階段 踏み降りて あまさかる日に 向つ姫 ついに入れます 内宮に』6文
『"姉妹
休め"
とて 内宮の トヨ姫
召せば 北の局 退がり嘆けば ソサノヲが 湛えかねてぞ 剣
持ち』7文
『ハナコ
来たれば 矛
隠す 見ぬ顔すれど 内に告げ』7文
『モチコ・ハヤコは 新局 置けば怒りて 養しせず 内に告ぐれば "トヨ姫に 養し奉らし"』7文
『宮に上れば 内つ宮 君は恵みを 国に延ぶ 宮は央中ぞ』13文
『内宮の 青女のいぶり 気を冷ます 傍のコトシロ 忠なれば これを下侍が 恨むなり』16文
『三種の受けを 天に応え 宮に納むる その飾り 橘・八幡あり その翌日 大御宝に 拝ましむ』24文
『ヤセ姫
宮に 入るる間に 費ひ
神となる 御乳無くて 告れ尋ぬれば』27文
『神逝きの神輿 マナヰにて アマテル神は 内つ宮 トヨケは外宮』28文
『三種とも 内つの宮に 納めます ハラミの例し 内宮と 称ゆ基なり』30文
『"諸臣
これと 若宮を 立てよ"
と言いて 内に入り 三月十日キヤヱ 神となる』31文
『ミスズヨリ姫 内つ宮 磯城クロハヤが カワマタ姫 大典侍后 アダが孫 アダオリ姫は 典侍后』31文
『ヌナソ姫立つ 内つ宮 これはクシネが オフエモロ ヌナタケ娶り イイカツと ヌナソ生むなり』31文
『軽曲峡の 新都 移し
二月 十一に立つ アメトヨツ姫 内つ宮』31文
『二十九年 キシヱ一月三日 后
立つ ヨソタリ姫の 歳十五ぞ』31文
『二十六年春 二月十四日 春日親君の オシ姫を 入れて内宮 今年十三』31文
『磯城のオオメが ホソ姫を 后ぞ
春日 チチハヤが ヤマカ姫 なる典侍后』32文
『七年二月二日 ウツシコメ 内宮となる ウツシコヲ なるケクニ臣』32文
『七年一月十二日 イキシコメ 立てて内宮 これの先 君召す時に』32文
『二年二月 サホ姫を 内宮に立つ 新都 移す纏向 珠城宮』35文
『コモツミの 子のツツキ タルネがカバヰ ツキ姫を 立つ后
妹の カクヤ姫 なる内侍
五日 寿ぎし 回棚機の 神祭』35文
『ヒハス姫 后に立てて 妹
三人 典侍と内侍に タケノ姫
一人
返せば 恥かしく
輿より罷る 堕国ぞ』36文
『大御神 嗣を思して 妹背の道 八方人草を 活け恵む 故
カツヲ八木 千木の内 削ぐは内宮 内軽く 八民豊かに』36文
『畏れ
道得よ 内宮は 君
母の子を 恵む法かな』36文
『帰る後 サラスが娘 呼び上せ カマハタトベを 后とし イワツクワケの 御子を生む 斎名トリヒコ』37文
『雉
飛べば タカヨリ上る ウチマロも 内宮に行き 寿ぎす』38文
『七月七日 ヤサカイリ姫 内つ宮』40文
『築く九重 玉垣の 内つの宮に 比べ越し 天のうたえは 代の殿 直すは子の オモヰカネ』ミ逸文
内宮の臣。
内宮(皇宮)を預かり治める臣。
『吉備・播磨 兄弟のタケヒコ 世掃しを 左右に並びて 御柱は 内宮の臣 神輿前』40文
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