ハラノノリ・ハラタメシ・ハラミノタメシ
→ 語義
ハラの法。ハラ例。ハラミの例。
ニニキネが創始した流儀・作法。
上代の例、陽陰の御孫の例、陽陰の典、陽陰例、などとも言う。
- 大嘗会(即位式)のときは、綾錦を着て玉を飾り、冠・ハヒ・沓、橘・八幡
など華を尽くして飾り立て、その翌日、国民にその姿を披露する。
『三種の受けを 天に応え 宮に納むる その飾り 橘・八幡あり その翌日 大御宝に 拝ましむ』24文
『大嘗会 三種の受けを 天に応え 青人草を 安らかに 保つ八幡の 華飾り 翌日万民に 拝ましむ』26文
『その装い 綾・錦
着て 珠飾り 冠・佩・沓 ハラの法 華を尽して その翌日は 大御宝に 拝ましむかな』27文
- 三種宝は内つの宮に納める。
『三種とも 内つの宮に 納めます ハラミの例し 内宮と 称ゆ基なり』30文
- へその緒を切る時は、斑竹(マダラタケ)
を使う。
コノハナサクヤ姫が身の潔白を示そうと火をつけた、ウツムロの焼け跡に生えてきたというもの。
『ホタカミは 臍の緒切るも ハラの法 モノヌシ鳴らす 桑の弓 ハハ矢
蟇目ぞ』26文
『幸菱は 昔この 鬱室囲む 竹焦げて 棄つれば生える 斑竹 紋に写して』27文
『御衣の名も "最愛圧し"と 妹背の御衣 産着に用ゆ 基ぞ 臍の緒切れる 竹もこれ』27文
- 幸菱の文様の産衣を使う。
『幸菱は 昔この 鬱室囲む 竹焦げて 棄つれば生える 斑竹 紋に写して』27文
『御衣の名も "最愛圧し"と 妹背の御衣 産着に用ゆ 基ぞ 臍の緒切れる 竹もこれ』27文
『上代の例 御飾りを 民に拝ませ 母を上げ 御上后と』31文
『諸 議り 陽陰の御孫の 法を以て 民に拝ませ 母を上げ 御上后と』32文
『陽陰の御孫の 例なり 飾りを民に 拝ませて 御上后と 母を上げ 十二の局に 后
立つ』32文
『三種使も陽陰例 民に拝ませ 母を上げ御上后と 百二十一 大母の歳 百六十二歳 大御后と』33文
『斎名 ヰソサチ 歳 四十二 和つ日月を 受け継ぎて イクメイリヒコ 天君と 飾りを民に 拝ましむ』35文
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