蹈鞴五十鈴媛。
ツミハ (コトシロヌシ)
とタマクシ姫の娘で、クシミカタマ・クシナシの妹。
タケヒト (神武) の内宮。カンヤヰミミとカヌナカワミミを生む。
ツミハが伊予にあるとき、妻のタマクシ姫がイセに詣で、サルタヒコがたたらなす時生まれた。
タケヒトの后となるまでは阿波宮にいた。上鈴35年生まれ。
奈良市本子守町、率川 (イザカワ)
神社
大阪府茨木市五十鈴町、溝咋
(ミゾクイ) 神社
奈良県橿原市久米町、橿原
(カシハラ) 神宮
★『旧事』大三輪の大神の娘となっている。
★『書記』事代主神、八尋鰐になって三嶋溝樴姫、或いは云わく、玉櫛姫のもとに通い給う。そして姫蹈鞴五十鈴姫命を生み給う。
┌ミシマ─タマクシ姫┐┌クシミカタマ───┐ │ ├┼クシナシ │ ├ツミハ──────┘└タタラヰソスズ姫 │ クシヒコ─コモリ────┐│ │ ├┴カンタチ┐ │ スヱツミ─イクタマヨリ姫┘ ├─フキネ ┌───┘ │ ┃ ↓ フトミミ┘ ┃──────クシミカタマ ┃ サシクニ──ワカメ
ツミハ──┐┌クシミカタマ ├┼クシナシ タマクシ姫┘└──────タタラヰソスズ姫(内宮) ┃ ┌ヰツセ ┃─カンヤヰミミ ├ミケイリ ┃ ウガヤフキアワセズ┐├イナヰイ ┃─カヌナカワミミ┬イキシ ├┤ ┃ │ タマヨリ姫────┘└カンヤマトイハワレヒコ └タマテ ┃ ┃ ┃─タギシミミ ┃ ┃ ┃ ヒウガ・アタ県主───アヒラツ姫(大典侍) ┃ ┃ クメ───イスキヨリ姫(御下) (後にタカクラシタに下される)
『これに散けて コトシロは イヨに留まる その妻は イセに詣でて サルタヒコ 称ら為すをば 身に到り そこで姫生む』28文
『その妻に 取り上げさせて 送り行く コトシロ笑めば サルタヒコ 称ゆる姫の 名はタタラ イスズ姫なり』28文
『父のツミハも 神となる 上鈴五十年 十月 八十四万三千 四十八なり 今年ワニヒコ 百の八つ 妹イスズは 十五つ』28文
『共に喪に入り 四十八後 阿波の県に (ツミハの骸を)
納む後 自ら記し この文を 社に置くは 何時のためか』28文
『"后 立てん"
と 諸に問ふ ウサツが申す "コトシロが タマクシと生む 姫
タタラ ヰソスズ姫は 国の色 阿波宮に坐す"』29文
『皇
笑みて 后とす コトシロヌシを ヱミス神 孫のクシネを 県主
社 造らせ 十月二十日 祭る大三輪 神南備ぞ』29文
『御鏡は ヰソスズ姫に 八重垣は アヒラツ姫に 御璽は 君の身に添え』30文
『君
代嗣なし クメが子の イスキヨリ姫 乙下侍に 召せば后に 咎められ
ユリ姫となり 殿居せず』31文
『后 孕みて 明くる夏 カンヤヰミミの 御子を生む 斎名イホヒト』31文
『二十六年 祭り御幸の ヤスタレに カヌカワミミの 御子生みて 斎名ヤスキネ』31文
『ヰスズ姫 歌の直しを 請わしむる 若宮
札を 取り見れば 気色詠む歌』31文
『サユ郷ゆ 雲立ち渡り 畝傍山 木の葉さやぎぬ 風吹かんとす』31文
『畝傍山 昼は雲
訪い 夕されば 風 吹かんとぞ 木の葉 さやぎる』31文
『上代の例 御飾りを 民に拝ませ 母を上げ 御上后と』31文
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