タギシミミ

→ 語義
  

手研耳命。  
神武
アヒラツ姫の子。贈名:御子の神(皇子の神)。
神武の乙下侍ユリ姫 (イスキヨリ姫) に横恋慕する。 
神武の死後、政権を取ろうと弟達を亡き者にせんとするが、逆に殺される。
イホの臣ミシリツヒコと名を替えたカンヤヰミミが「御子の神」として懇ろに祭る。
  

奈良県磯城郡田原本町、皇子神命 (ミコノカミノミコト) 神社

  

ツミハ──┐┌クシミカタマ
     ├┼クシナシ
タマクシ姫┘└──────タタラヰソスズ姫(内宮)
                 ┃
          ┌ヰツセ   ┃─カンヤヰミミ
          ├ミケイリ  ┃
ウガヤフキアワセズ┐├イナヰイ  ┃─カヌナカワミミイキシ
         ├┤      ┃        │
タマヨリ姫────┘└カンヤマトイハワレヒコ    └タマテ
             ┃       ┃
             ┃─タギシミミ ┃
             ┃       ┃
ヒウガ・アタ県主───アヒラツ姫(大典侍) ┃
                     ┃
           クメ───イスキヨリ姫(御下)
                (後にタカクラシタに下される)

  

モノヌシ一人 民治む 時にタケヒト アヒラ姫 娶り生む御子 タギシミミ 君 歳四十五』29文
『これに召し にあるを タギシ御子 深く焦れて に乞ふ 頷き諾ふ』31文
タギシ御子 進み応えて "熟乙女 直に会わんと 我が避ける 止"』31文
『和無きを "追って" と言えば 御子も去る 小侍女が告ぐる クシミカタ に申さく "シムの恥"』31文
アメタネコ クシネウサマロ 若宮に 送り議れば タギシ御子 一人政を 執らんとす』31文
『"直り" 三人は 若宮に 問えど答えず 喪に入りて 両羽に任す』
31文
『回送りも 拒みて延ばす タギシ御子 二弟を断つ 畝傍峰の サユの花見と 見合えして 室屋に召せば』
31文
ヌナカワ尊 と到る 片丘室の タキシ御子 折に昼寝の 床に臥す』31文
の戸を 突き開け入れば  怒り "靫負い入る" と 斬らんとす ヤヰ御子 手足 慓けば』31文
皇御子 弓矢 引き取りて 一矢を胸に 二矢 背に 当てて殺しつ 骸を ここに納めて "御子の神"』31文
カンヤヰ恥ぢて 諾ひぬ 十市に住みて 斎の臣 ミシリツヒコと 名を替えて 常の行ひ 神の充ち が祭も 懇ろにこそ』31文
十九歌 昔 サユリ姫 歳十九の時 タギシ御子 慕ひ恋ふ故 そのが 呼び出す時に 姫悟り 除く十九歌』39文
『"天つ地 娶ります君と 何ど避ける 止"』
39文

  

  

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