鬱室。埋室。無戸室。
室にふさぎ込むこと。室を塞いで籠ること。また塞がれた空間・屋・室。
■「うつむろ」は「うちむろ(内室)」の変態であることから、室に塞ぎ籠ることは内室(ないしつ)であることを主張する行為なのかもしれない。
★「木花之佐久夜昆売は、郷里の富士の裾野に帰り河口湖畔
に八紘殿を造り泥で眼張って無戸室とし、閉じこもってしまいました。以来この地を「産屋ヶ崎」と呼ぶようになりました。」
『姫は裾野に 鬱室し 周りに柴の 垣
成して 母子誓ひて 中にあり 他胤ならば 滅びんと 火を着け焼けば』24文
『幸菱は 昔この 鬱室囲む 竹焦げて 棄つれば生える 斑竹』27文
『紋に写して 御衣の名も "最愛圧し"と 妹背の御衣 産着に用ゆ 基ぞ 臍の緒切れる 竹もこれ』27文
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