九重。
【九重】ココノヘ −広辞苑より−
禁中。皇居。
【九重の天】キュウチョウノテン −広辞苑より−
1.天の最高所。
2.宮中。
『イツモ八重垣 オホナムチ 満つれば欠くる 理か 額を玉垣 内宮と これ九重に 比ぶなり』10文
『築く九重 玉垣の 内つの宮に 比べ越し 天のうたえは 代の殿 直すは子の オモヰカネ』ミ逸文
『結君 門に 出で迎ふ 御使
莚に 立ちながら 君 九重の 褥
降り 六重に聴きます 御言宣』11文
『瑞垣を 年四つに分け 十端十二日 一方に九門 和・曲・斑 日文に記す』21文
『君 高御座 褥九重 アマノタネコは 褥三重 クシミカタマは 褥二重 日の臣歌ふ 都鳥 三重下りて聞く』30文
『みな織り綴り 操立つ これを暦の 瓜生月 故
還国の 君と称えり』ミ4文
『これ君は 還ヤスクニの 宮に坐す』ミ5文
『元々明の 陽陰恵み 届く柱は 透き通る 中の管より 運ぶ息 車の腕木 九の輪の 響きて巡る 息の数 万三千六八十』ミ6文
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