きし  キシ  kisi
きち  キチ  kiti

  

【雉・雉子】
行き来させるもの。(あちこちに)回すもの。 伝令使。

『みやつより はやきしとへは あまひかみ いそきまなゐに みゆきなる』ホ6
『あかつちか はやすふひめと きこしめし きしおとはせて ちちにこふ』ホ7
『やまたにいたり きしとへは はるなははみち のもやまも』ホ8
『かもふねはやく とはさせて おきつにつけは きちとひて さかおりにつく』ホ24
『をにふのきちの ひたとへは あとおしたひて くちきたに』ホ26
『かえことなせは きしとひて つくるつくしの はてすみと』ホ26
きしとへは たかよりのほる うちまろも うちみやにゆき ことほきす』ホ38

 
きす(帰す)」の名詞化。
ここでは「C: 行き来する/させる・回る/回す」などの意。

変態:「ききす(雉・雉子)」「ききし(雉・雉子)」

 
 

【岸】
上がり。高まり。(水から)上がる所。

『ひのくれて つくきししれす ひのひかる とこえさせとの みことのり』ホ38
きしにあかりて なにむらと とえはやつしろ とよむらの』ホ38

 
きす(屹す)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。

変態:「かし(岸・河岸)
類語:「おか(岡・陸)

  

10/03/07

  

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