鳥見山。
奈良県宇陀郡榛原町大字萩原の鳥見山(735m)。
神武は即位後アメトミをして、カモの御祖神 (ニニキネ) をハリハラ(榛原)の鳥見山に写させる。
鳥とは「御祖神の都の鳥」であり、「御祖神の都」とは「賀茂の社」であり、それを「鴨」という鳥に喩える。「見」は「合わせ」の意。つまり鳥見山は「賀茂の御祖神を合せた山」という意味。
奈良県宇陀郡榛原町萩原、墨坂
(スミサカ) 神社
★from http://www14.plala.or.jp/nikorobin/torimi4.html
霊畤跡の東西南北にそれぞれ神社が配置され、現在確認されているのは北の鳥見社と南の墨坂神社(現在の地の前には天ノ森に鎮座)で、鳥見社は、元々天神社と呼ばれ皇祖天神をお祀りし墨坂神社に合祀された後に再度分祀されたとの口伝があると宮司さんからお伺いした。西の八重雲神社と東側の神社は確認できていない。尚、現墨坂神社の地は、天富命(忌部氏祖)の邸跡と伝えられている。
この鳥見社もしくは墨坂神社が印西に分祀されたとする説なのだが、残念ながら確証は見出せない。しかし奈良県宇陀郡史料には次ぎのような記載が残されている。「近年発見せる記録は最も面白き事項を記載せり、それは下総国印旛郡小林郷萩原村鳥見神社は、古に宇陀郡萩原より分社せられたるものなる由、同神社社記にありと該社の分社年代及び理由は明らかならずと言えども分社せられたる社記及び現に萩原村鳥見神社の名称を下総の郡に呼称せるはまた奇と云う可し」と。
■公式認定されているのは、桜井市外山(とみ)の鳥見山(245m)だが、榛原という地名の由緒の問題が残る。一方、榛原町萩原の鳥見山(734m)は地名の問題をクリヤするが、「なぜこんな所に」という疑問は残る。
『御祖の神の 都鳥 我が身を照らし 仇平けて 穢治む故 アメトミに 賀茂を写させ 御祖神 纏る榛原 鳥見山』30文
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