カアヒ・カハアヒノクニ

→ 語義
  

河合。川間の地。 
カモ(賀茂)
言葉の意味としては「カハチ(河内)」や「アウヱ(合江)」などとも同義。
ニニキネ
トヨタマ姫を養うようにとカモタケスミに賜った、賀茂川と高野川に挟まれる地域 (タカノの森)。
狭義には、上賀茂の区域を表す「ワケツチ(別地)カモ(賀茂)」 に対して、下賀茂の区域を言う。
  

太君笑みて タケスミに "トヨタマ養せ"と 川間の 地 賜わりて 谷を出で ムロツカメの 迎い待つ』26文
『後にタマヨリ 神となる 河合に合わせ "御祖神" 陰陽の神とて 著るきかな』27文

出て 玉水宿り 二日河合 幣 納む 御祖神 山背フチが 御饗なす』37文

  

  

カアヒノタチ

→ 語義

  
河合の立ち。 
河合の県 =(賀茂県) の創立。
カモタケツミはホオテミから内侍イソヨリ姫を妻に賜り、これを以って公式に河合の地 (賀茂県) の領主となる。
  

に尋ねば 頷きて これタケヅミに 賜われば 河合の立ちぞ』27文

  

  

カアヒノミヤ

  
河合の宮。 
カモタケツミとイソヨリ姫はここに『カアヒの神』として祭られたと思われる。 
ウガヤ
から三種ヤタ鏡を預かるタマヨリ姫は、罷る前にここにヤタの鏡を預ける。 
ウガヤとタマヨリ姫は死後、『御祖神』として夫婦でここに合わせ祀られる。これが賀茂御祖神社の基となる。
  

京都府京都市左京区下鴨泉川町、賀茂御祖神社摂社、河合 (カワイ) 神社
  

『後にタマヨリ 神となる 河合に合わせ "御祖神" 陰陽の神とて 著るきかな』27文
御祖 筑紫に ひたる時 尊の璽は タケヒトに 母タマヨリも 神となる 河合 八重垣は 別雷宮に 預け置く』30文
出て 玉水宿り 二日河合 幣 納む 御祖神 山背フチが 御饗なす』37文

  

  

カアヒノカミ

→ 語義

  
河合の神。 
カモタケズミ/イソヨリ夫婦の贈り名。
  

カモタケズミと イソヨリと 十三迄も 子なき故 ワケツチ神に 祈る夜の』27文
『夢にわる "タマ"の名の タマヨリ姫を 生みて後 養して齢 十四に タラチネ共に 神となる カアヒの神ぞ』27文

  

  

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