ヤマシロフチ

→ 語義
  

山背不遅。(山背大国不遅)。
ヤマシロ国造カリハタトベの父。
垂仁天皇
が新装の河合の宮に幣を治めた際に、御饗した人物。  
アタネ
の子孫か?

  

ミマキイリヒコ─┐
  (崇神天皇) ├────イクメイリヒコ(垂仁天皇)
ミマキ姫────┘       ┃
                ┃
ヒコヰマス────────サホ姫[内宮1] ─────── (1)ホンツワケ
                ┃
ツヅキ県主タルネ───┬─カバヰツキ姫[内宮2] ──── (2)ヤマト姫
           │    ┃
           └─カクヤ姫[内侍]       ┌ (3)ニシキイリヒコ
                ┃          ├ (4)ヤマトヲシロワケ(景行天皇)
タニハチヌシ─────┬─ヒハス姫[内宮3] ─────┼ (5)オオナカ姫
           │    ┃          └ (6)ワカギニ
           │    ┃           
           ├─ヌハタニイリ姫[典侍]───┬ (7)ヌデシワケ
           │    ┃         └ (8)イカタラシ姫
                      ├─マトノ姫[内侍]
           │    ┃          ┌ (9)イケハヤワケ
           └─アサミニイリ姫[内侍]───┴(10)アサヅ姫
                ┃
オホクニサラズ──────カマハダトベ[内宮4] ────(11)イワツクワケ
                ┃
ヤマシロフチ───────カリハタトベ[??]─────┬(12)ミヲヤワケ
                          ├(13)ヰイソタリヒコ
                          └(14)ヰタケワケ

  

★『書記』では山背大国不遅とあって、ヤマシロフチオホクニサラズの二人が一人の人物として扱われている。
  

京都府城陽市水主宮馬場、水主 (ミズシ) 神社
  

ミワタタネコ 山背が に到れば サラス問ふ "娘一人を 三家に乞ふ 誰に遣りても 二は恨む 極め指し給へ"』37文
出て 玉水宿り 二日河合 幣 納む 御祖神 山背フチが 御饗なす』37文
フチが姫の カリハタトベも ミヲヤワケ ヰイシタリヒコ ヰタケワケ 三人生むなり』37文

  

  

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