ヨコシマ

→ 語義
  

横しま。汚しま。邪。
離れる・逸れる・曲がるさま。 =さかしま・さかさま
  

荒猛心 子に求め 利き過ぎ ねぢけ よこしまの ハタレとなるぞ マスヒトら 幼の時は ねぢけの芽 早や改めよ』17文
『法を誤る マスヒトの 褒め過ぎ ねぢけ 横しまが 縦を捩けて 床闇の 斜 和して やや統つむ』17文
『味も色目も よこしまに に肖り 身を枯らす 欲しも濯げば 味直り 妹背の道 成る』17文
『満つれば欠くる よこしまの はやるマスヒト 群がるる 七十万九千の 妨げも』19-1文
『破るヲシテを 賜われば 程良く掃ふ 六つの守19-1文
武モノノベら 荒・厳の 乗弓技に よこしまを 除けば』19-1文

  

  

ヨコマ

→ 語義
  

避曲。横曲。汚曲。邪。
離れ。背き。逸れ。外れ。曲り。 =汚穢隈
  

ヤタ臣は 繁生ふ春の 民業を 鑑みる目ぞ 垣臣 汚曲を枯らし モノノベの 力守る手ぞ』24文
の掟は 御恵みに 横曲滅ぼす 端の抜き』ミ1文
『瓊は立て 貫は潤す 矛も立て 汚曲滅ぼす 二柱 行き来鳥居の 二尊と 聞きて各々 ヲシテ染めけり』ミ3文
『もしや汚曲の 障いせば あらかねの埴を ウツロヰの 大将神の マサカリや』ミ8文
『卑愚を サルタが統りて 神楽獣 汚曲を祓らす 代々の神風フ026
『布の斎は 饒ウケモチの しし垣や 汚曲を抑う 栄結なりけり』フ045

  

  

ヨコガ

→ 語義
  

避曲。横曲。汚曲。
「ヨコマ」と同じ。
  

『その源は トヨケ神 カツラキ山に して 障る汚曲を 除かんと 八千度祈る』14文
早きハタレに 赴かで ヤタのカガミの 謂 聞けば 汚曲を避るぞ 我が心 入れて癒すく 陽陰が守るぞ』17文

  

  

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