アラタケ・アラタケココロ

→ あらたけあらたけこころ
  

荒猛。荒猛心。
はやり猛るさま。 =早利き・鋭し激し
大局を思わず、目先の損得のみに心を配り、上手に立ち回ろうとする態度を言う。 小利口。小賢しさ。
環境の荒猛にうまく順応しようとすることが、この小手先の態度を生む。
しかし結局のところ、この態度は曲がりくねった小木をつくるのみで、大樹に育つことがない。
  

荒猛の 松はねじけて わだかまる 人の若葉も 我が儘に 道に悖りて わだかまる』17文
曲松を 引き植え 新木 培えば 直木となるぞ 親心 細々篤き 調の教え
17文
荒猛心 子に求め 利き過ぎ ねぢけ よこしまの ハタレとなるぞ マスヒトら 幼の時は ねぢけの芽 早や改めよ』17文
『親心 解けぬミホツ姫 コモリ親 "その子に求む 荒猛の 心 もがな" と 乞ひければ』17文
荒猛は 風激しくて 俄降り 松 節・瘤と わだかまり 千齢を経るとも 増し成らず』17文
親の心も 鋭し激し あえ忍ばずて 俄風 愚かに暗く 鈍き子は その荒風に 吹き打たれ 痛み忍べば 直からず
17文
『鞭を逃るる 早利きを 褒め喜べば 過ぎねぢけ ハタレとなるぞ』17文
十年ほぼ平る 三十の梁 五十は棟木の 功も 篤き恵みの 緩法を 必ず倦むな 早るなよ
』17文
早きハタレに 赴かで ヤタのカガミの 謂 聞けば 汚曲を避るぞ 我が心 入れて癒すく 陽陰が守るぞ』17文
『今やや割るる 濁り霊の 汚泥濯ぎて 後の結を 置く 荒猛に 寄る人も 汚泥濯がん 誓ひなす』17文
『汝 オシクモ 確と聞け 昔 仕えて 御鏡を 賜えば我ら 左の臣ぞ 我が子ら和せ』28文

  

  

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