トリヰ

→ 語義
  

鳥居。
トリヰは「往来・出入り」の意で、「カド(門)」の同義語。
また宮の門には庭鳥を飼うので「鳥居」でもある。 → 枯生門
ここにヤマサの神が宿るという。

ホツマツタヱの21文では「とりゐ(鳥居)」を「とりゐぬ(鳥犬)」に掛けてシャレている。
神社境内に鶏を放して狛犬を置くのは、これが起原なのかもしれない。

また二本の柱を貫で結ぶ形の鳥居は、二尊の「陽陰和合・調和の心」を表し、それを実現する具体的制度「経矛法」の象徴でもある。二尊を「二柱」とも呼ぶのはこのためである。 ミ3文
  

『鳥より先に 知る神の 占は鳥居ぞ』21文
『これの 御子に教えて 労わりを 知らねば尊は 鳥・犬ぞ  ほつまを並めて 鳥居 成りける』21文
『瓊は立て 貫は潤す 矛も立て 汚曲滅ぼす 二柱 行き来鳥居の 二尊と 聞きて各々 ヲシテ染めけり』ミ3文
『表の縄(注連縄)の 結うは障る多の 慎まやか とりゐに程を かくる枷縄』フ096

  

  

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