締め。閉め。〆。占め。
【標・注連】シメ −広辞苑より−
(占ムの連用形から)
1.土地の領有を示し、または場所を限るために、木を立てまたは縄を張るなどして標(しるし)とするもの。しるし。標識。
2.「しめなわ」に同じ。
『粗・鬼モノを 敗るなら 空這子にて 招き入れ 〆引き渡し 水濯ぎなせ 鬼神
縛る 器物』12文
『年分けの夜は 豆を煎り 穢・鬼
遣らふ 顔を開き 〆引き 塞ぎ ハヱ・譲葉 麦に年越え』ミ7文
締縄。閉縄。
閉めを施すこと。限りを結うこと(結界)。
縄はその物実。
【標縄・注連縄・七五三縄】シメナハ −広辞苑より−
(シメは占めるの意) 神前または神事の場に不浄なものの侵入を禁ずる印として張る縄。一般には、新年に門戸に、また、神棚に張る。左捻りを定式とし、三筋・五筋・七筋と、順次に藁の茎を捻り放して垂れ、その間々に紙垂(かみしで)を下げる。輪じめ(輪飾り)は、これを結んだ形である。しめ。章断(しとだち)。
『君 笑み
細く 窺えば 結戸を投ぐる タチカラヲ 御手
取り出し 奉る ツハモノヌシが 閉縄に "な返りましそ"』7文
『表の縄(注連縄)の 結うは障る多の 慎まやか とりゐに程を かくる枷縄』フ096
『撓わなる 万の疑ひ 汚和合して 願ひも満つる 神の注連縄』フ128
(締交添)。
閉めを施すこと。「しめなわ」と同じ。
【注連飾・七五三飾】シメカザリ −広辞苑より−
正月などに、門や神棚にしめなわを張って飾ること。また、その飾ったもの。
★門松と並ぶ正月飾としての注連飾に用いられる注連縄は、一方が太く他方が細くなった棒状の牛蒡(ごぼう)注連、輪(わ)注連、海老(えび)注連、年縄など、さまざまな形のものがあり、橙や歯朶(しだ:ウラジロのこと) と共に飾られることも多い。
『"ヱ" 元の神の 別る夜は 煎り豆打ちて 鬼遣らい 柊鰯は モノの垣 ホナガ・譲葉 注連飾』ミ9文
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