ソラハフコ・ソラホオコ

→ 語義
  

空這子。 
偽せの這う子。這う子にかたどった人形。アマガツの一種。
ひつじ生えの出た藁(わら)で造る。
鬼や物のけをこの人形に招き入れ、〆を張り渡して水濯ぎをする。
  

【這子】ハフコ −広辞苑より−
幼児の四つ這いの姿に作った人形。幼児のお守りとする。あまがつ。はいはい人形。

【御伽這子・御伽婢子】オトギボウコ −広辞苑より−
天児(あまがつ)の一種。頭身を白い練絹で小児の形に作り、黒い糸を髪とし、左右に分け前方に垂らした人形。
  

『粗・鬼モノを 敗るなら 空這子にて 招き入れ 引き渡し 水濯ぎなせ 鬼神 縛る 器物』12文
空這子とは 干土生え 藁もて造る 神形は 布もて造り 神 招く アキツ姫の歌』12文

  

  

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