ヒラギ

→ 語義
  

柊。
門(角・才)を開くもの。 カドは「繁栄・幸運」の意。
繁栄・幸運を開くことの物実として、大晦日に門戸を開き、柊を据えて幸運を開く。
(同時に煎豆を打って穢・鬼を遣らう。)   → 節分
  

【柊・疼木】ヒラギ・ヒイラギ −広辞苑より−
モクセイ科の常緑高木。高さ約三m。葉は革質で光沢あり、普通、縁には先が鋭いとげとなった顕著な切れ込みがある。秋、単性または両性白色の小花を密生、佳香を発する。花冠は鐘形で四深裂。熟すと暗紫色の核果をつける。材は強く、細工物にする。節分の夜、この枝と鰯(いわし)の頭を門戸に挿すと悪鬼を払うという。「柊の花」は<季・冬>。
  

十一月は 弥々陰が昇る 霜柱  初草 蕾 差す』ミ7文
年分けの夜は 豆を煎り 穢・鬼 遣らふ 門を開き 引き 塞ぎミ7文
十一月 露も 霜柱 木枯し吹けば 木葉・実落ち 初草 芽張るなり』ミ9文
『天の弓の 豆に の むらさきや 魔[]をウツロヰの 祓
[春]へ導くらん』フ013

  

  

ヒラギヰワシ

→ 語義
 

柊鰯。
柊と鰯。 
ヰワシは「やわし(和し)」の変態で、「家族和合・家内安全」のモノザネ。
  

【柊鰯】ヒイラギイワシ
柊鰯とは、節分に、魔除けとして柊の小枝と焼いた鰯の頭を門口に挿したものをいい、柊鰯を挿すのは古くからの日本の習慣である。やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、やきさし、ともいう。
柊の葉の棘が鬼の目を刺すので門口から鬼が入れず、また鰯の臭いで鬼が近寄らないと言う(逆に、鰯の臭いで鬼を誘い、柊の葉の棘が鬼の目をさすとも説明される)。
  

『"" 元の神の 別る夜は 煎り豆打ちて 鬼遣らい 柊鰯は モノの垣 ホナガ譲葉 注連飾ミ9文

  

  

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