もののへ  モノノヘ  mononohe

  

【(模の侍)・物部】
1.君に近い者。君のコピー。君の使い。君の代り。 =しか(如・然) 

『またみかつちは かしまたち いつおあらはす もののへの』ホ10
もののへか めててつくれる かしまみや こやねとひめと いきすみや』ホ16
たけもののへら あれいつの のりゆみわさに よこしまお のそけはホ191
『のりゆみの いさおしたつる もののへお めくみたまひて』ホ191
もののへよもに つかわして あめますひとと そえふたり』ホ23

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2.<姓>「モノを治める者」の意。タケヒトウマシマチに賜った姓。

 
もの(模)」 の 「へ(侍・部・衛・兵)
「もの」は
もぬ(模ぬ)」の名詞化で、「まね(真似)」の変態。

変態:「もののふ」「ものへ」「ものふ
類語:「はふり(侍り)」「さふらい(侍)」「もの(守)」「もり(守)」「かみ(守)
まもり(守り)」「みはり(見張り)」「ふし(付し・武士)」「やゑかき(八重垣)」「くにもり(国守)」「とみ(臣)ひこ(彦)

  

10/03/19

 

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