もののへ  モノノヘ  mononohe

  

【(守和)・物部】
1.君に仕えて民を治める者。 家(統・和)を汚穢から守る垣。役人。 =とみ(臣)やゑかき(八重垣)

『またみかつちは かしまたち いつおあらはす もののへの』ホ10
もののへか めててつくれる かしまみや こやねとひめと いきすみや』ホ16
たけもののへら あれいつの のりゆみわさに よこしまお のそけはホ191
『のりゆみの いさおしたつる もののへお めくみたまひて』ホ191
もののへよもに つかわして あめますひとと そえふたり』ホ23
『やそあれへおく あかたぬし これひとよみの もののへそ』ホ23
『やそへのくにに つうちおき もののへたてお をしゑしむ』ホ23
もののへお やもりつかぬる ぬしはこれ おおものぬしや』ホ23
もののへら しかときけこれ わかままに たみおきるなよ』ホ23
『これやゑかきは もののへの ななりとおのか をにこたゆ』ホ23
もののへら さうけたまえと すすむれと またうなたるお』ホ23
『またかくやまは ものぬしよ むそのもののへ つかさとり たみおをさめよ』ホ23
そえもののへは とまみなり ことしろぬしは つみはなり』ホ23
『かたちはやたみ くひはきみ かかみはたはね つるきかは もののへはあし』ホ24
『かきをみは よこまおからし もののへの ちからもるてそ』ホ24
『やふさみくるま つきこやね かこむまやその もののへら』ホ24
『はらみやに ももゑあかたの もののへと ゆたかにをさむ』ホ27
『ものぬしふれて もののへら かすかのかみお みちひかす』ホ28
『かたちはやたみ くひはきみ かかみとつるき まてのはね もののへはあし』ホ30
『みかつちの なりわたるなの ゆみとりの もののへかみの かなめいし』ミ逸

2.<姓>「モノを治める者」の意。タケヒトウマシマチに賜った姓。

 
もののふ(守和ふ)」の名詞化。
「もののふ」は「もぬ(守ぬ)」と同義語「のふ(和ふ)」の連結。
ここでは「A: 合わす・仕える・守る・収(治)める・束ねる」などの意。

変態:「もののふ」「ものへ」「ものふ
類語:「はふり(侍り)」「さふらい(侍)」「もの(守)」「もり(守)」「かみ(守)」「まもり(守り)」「みはり(見張り)」「ふし(付し・武士)」「やゑかき(八重垣)」「くにもり(国守)」「とみ(臣)
ひこ(彦)

  

10/03/19

 

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