トミ
→
語義
臣。
君に仕え民を治める者。 →
ヲミ・オミ
- アマテルはトの道(調の道)に国を治めるので、臣はヲミではなくトミと呼ぶ。調を教える身。
『臣民も みやすければや 臣が祖 しいる諌めの 畏れみに 隠れ住み行く 末つ身[陶つ廻]を』序
『天地も 内外も清く 和る時に 大内に侍る 臣・民も ヤタの鏡を 拝む時』17文
『臣ら
ひめもす 倦まなくて 教えを常の 業となせ 臣・民
子・孫 隔てなく 慈く恵まん 思ひなり』17文
『教えぬ者は 臣ならず 教え受けぬは 民ならず』17文
『例えば曲人 賄ひて 栄い増さんを 臣も欲し』17文
『培ふば 惨の葦原も 瑞穂成る 民と成せ臣 臣と成れ民』17文
『側に臣あり 陽陰御孫 御前に詣で 謹みて そのオノコロの 謂を乞ふ』18文
『モノヌシは 怒りて曰く "フトタマは 君の統の大人 臣翁 昨日万歳 君祝ひ
今日また変わる 宮遷し』20文
『日挿しは覆ひ 東・南に指せ 蔀は臣の 調の教え 通るを見るぞ』21文
『我はトの道に 治む故 "オミ"
も
"トミ"
なり』23文
『臣・小臣
驕り忍びて 道
守れ 我が身のための 八重垣はこれ』23文
『コヤネ・モノヌシ キヨヒトが 羽の臣なり 君と臣 心一つに』24文
『ハセ姫は 臣と憎みて (アメミチ姫とタクラマロを) 棄てさしむ 君
また怒り ハセを棄つ』27文
『謙の熟は 達熟ふ大臣も なお臣と 言う 百・万
聞きに 流れ
得るなり』フ051
- 臣の身分の者の自分の謙称。
『母子を捨てて 西に送る コクミ
母子を 犯す罪 カンサヒこれを 正さねば 臣
これを請ふ』7文
『喪に謹むを 聞こし召し 御子のクスヒに 訪わしむる "臣
誤ちて 万モノマ 引き枯らしけり"』8文
『臣
常に人のイキスを 考えば 騙すば肺 色
腎
盗めば肝へ 損なえば 驚く中子 見目に知る』17文
『臣
昔 御言を受けて 遠国より 筑紫三十二も 山陰も 巡り治めて』31文
『今すでに 新羅の仇に 治め得ず 矛を尋ねて
民
活す 臣
願わくは 国平けの 御使を乞ふのみ』34文
『君
喜びて "誰かこの 鳥
捕り得んや" ユカワタナ "臣
これ捕らん" 君曰く "捕り得ば
褒めん"』36文
『"皇の 貴霊によりて 帰る今 すでに更ります 臣
生きて 何かせん"
とて 追ひ罷る』37文
『ヤマトタケ "先には臣ら 西を打つ 東を打つは モチヒトぞ" 時にオホウス 慄きて』39文
『連申さく "臣
行きて 絵描き写さん" 君
笑悦す 連
下りて サカオリの 宮を詳しく 絵に写し 返言すれば』40文
『君は
"御機"を 染めませば 臣も
"ミカサの 文"を染む』ミ序
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