シラキ

→ 語義
  

【新羅】シラギ −広辞苑より−
古代朝鮮の国名。三国の一。前五七年頃、慶州の地に朴赫居世が建てた斯盧国に始まり、四世紀、辰韓諸部を統一して新羅と号した。六世紀以降任那(みまな)を滅ぼし、また唐と結んで百済・高句麗を征服、六六八年朝鮮全土を統一。さらに唐の勢力を半島より駆逐。九三五年、五六代で高麗の王建に滅ぼされた。わが国への文化的・社会的影響大。しんら。(356〜935)
  

『時にアラシト 本国に 帰さに土産 奪われて 新羅の国と 仇 起り 任那の使 告げ曰く』34文
『今すでに 新羅の仇に 治め得ず 矛を尋ねて  民 活す  願わくは 国平けの 御使を乞ふのみ』34文
任那国 ソナカシチして 貢なす その道のりは 筑紫より 北へ二千延 海隔て 新羅の西南ぞ』34文
『曰く "新羅の 君の皇子 名はアメヒボコ 弟チコに 国を譲りて 僕は 聖の君に 服いぬ』35文
新羅御子 ヒボコが苞の 宝物 但馬にあるを いま見んと ヒボコが曽孫 キヨヒコに 差使遣れば 奉る』37文

  

  

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