【新羅】<地名>
日の暮れる方角の国。
『しらきのくにと あたおこり みまなのつかひ つけいわく』ホ34 『いますてに しらきのあたに をさめゑす ほこおたつねて たみいきす』ホ34 『そのみちのりは つくしより きたえふちのり うみへたて しらきのつさそ』ホ34 『いわくしらきの きみのあこ なはあめひほこ おとちこに くにおゆつりて』ホ35 『しらきみこ ひほこかつとの たからもの たしまにあるお いまみんと』ホ37 |
「しら(退・痴・垂)」+「き(岐・城)」
「しら」は「しる(退る・痴る)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
「き」は「限り・区切り・区画」を表す。
類語:「シナ(China)」「くろその(玄圃)」「あかかた(赤県)」「ころひつくに(転日つ地)」「から(韓・漢・加羅・伽耶)」
10/01/11
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