任那。
ミマキイリヒコ(10代崇神天皇) が、5年間忠実に仕えたツノガアラシトに授けた名前。
ツヌガアラシトは母国 (加羅国) に帰り、任那国を建国する。
★『書紀』によると任那は崇神天皇のミマキイリヒコに肖かった名という。
【任那】ミマナ −広辞苑より−
四〜六世紀頃、朝鮮半島の南部にあった国。加羅の諸小国の連合国家で、任那加羅(金官)ともいい、四世紀後半に大和朝廷の支配下に入り、日本書紀によれば、日本府という軍政府を置いたというが、これについては定説がない。やがて北の高句麗や東の新羅に圧迫され、五六二年滅亡。加羅。
『故 ツノガ 召して仕えば 忠ありて 五年に賜ふ 名は
"ミマナ" 上熟錦 国苞に 帰るアラシト 任那国 これ建ち初めぞ』34文
『時にアラシト 本国に 帰さに土産 奪われて 新羅の国と 仇
起り 任那の使 告げ曰く』34文
『任那国 ソナカシチして 貢なす その道のりは 筑紫より 北へ二千延 海隔て 新羅の西南ぞ』34文
『任那より ソナカシチして 貢上げ 初御代
祝ふ』35文
『大御酒 賜ひ 賜物 五色の 上熟錦 綾
百機 任那の君に 賜わりて シホノリヒコが 幟立て
国に送れば 道開く』35文
任那御使。 →
ヲシ
ミマキイリヒコ(10代崇神天皇) は、ツノガアラシトの要請に応えて、任那に援軍を派遣する。
その司としてヒコクニフクの孫の、シホノリヒコが任命される。
『御言宣 "シホノリヒコを 任那御使 行き外国平く 道司" 帰れば "吉" と 姓 賜ひき』34文
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