【任那】<人名・地名>
往来する者。渡来する者。交流者。
『みまきのみよみまなのあや』ホ34 『みまなのあや みつかきの ゐそやほはつき みゆきして』ホ34 『かれつのか めしてつかえは まめありて ゐとせにたまふ なはみまな』ホ34 『かそみねにしき くにつとに かえるあらしと みまなくに これたちそめそ』ホ34 『しらきのくにと あたおこり みまなのつかひ つけいわく』ホ34 『みことのり しほのりひこお みまなをし ゆきとくにむく みちつかさ』ホ34 『みまなより そなかしちして みつきあけ はつみよいわふ』ホ35 『ゐついろの かつみねにしき あやももは みまなのきみに たまわりて』ホ35 |
「みま」+「な」
「みま」は「みむ(回む・巡む)」の名詞化。
ここでは「C:
回る・往き来する」などの意。
「な」は ヲキナ(翁)、オサナ(幼)、セナ(兄な・夫な) などの
"な " と同じで、「〜なる者」の意。
10/01/11
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